波乱万丈の旅<ウィーン編>その14 [ウィーン]
4月16日の午後からも、のんびりとあちこちをぶらぶらと歩きました。
ただ歩くだけなのにどうして特別に思えてくるんだろうーという言葉は、
恩田陸さんの『夜のピクニック』から借りたものですが、
今回はウィーンの旧市街との別れを惜しんでいたからこそ、
街全体が輝いてみたのかなあ~と思います。
(ちなみに、4月16日の話は次回でラストになります。)
では、今回ものんびりと書き綴っていきましょうぞ。
クーアサロンから南に歩いて行きますと、こういった小さな広場のようなところへ出ました。
ベートーヴェン像です。
ドイツ生まれの作曲家ですが、活動はウィーンで主に行われていたようですね。
ベートーヴェンを囲む建物群が工事中なのもあり、
背景が社会の荒波のように見えてきて、ベートーヴェン像が信念をもった男性の彫刻に思えました。
こちらは多分「コンツェルトハウス」。
コンチェルトハウスはコンサートホールです。
クーアサロンと似たような雰囲気のホールになるのかな?…と勝手に想像しています。
私自身コンツェルトハウスの写真を見たことがないのですが、
この文字を見ると、「きっとそうなのではないだろうか…」と推測してしまうわけです。
たくさんの建物や像を見るために歩きます。
散歩はいい気分転換になりますし、元気が出るんですよね。
…ウィーンはやはり綺麗なところだなあと道を歩くたびに実感しています。
(床に色々と落ちているパリの町並みに目が慣れていた所為だわ、と理由を決め付けてます(苦笑)。)
散歩では思わぬ発見もあります。ー例えば、この信号機などがそうです。
本当に面白いデザインで、一種の現代アートに見えます。
こちらはアカデミー劇場です。
フランス語と同じ単語の綴りなのですぐに名前が分かったのが嬉しかったですね。
こういう出来事に遭遇?すると、アルファベットの面白さを感じますね。
このような発見は中国旅行での漢字の発見!と一緒なのかもしれませんね。
中国に行ったことがないからよく分からないけれど。
ウィーンの旧市街を一言で表現するなら「白」かなあと思います。
まさにこういう建物が似合うところ!
こちらはゲオルグ・ラファエル・ドンナー氏の銅像です。彼は彫刻家だったそうです。
ゲオルグが英語のジョージ、仏語のジョルジュと同じなんですね。
その発見をしたのはつい先日。ーそうです、私は結構ぼーっとしている人なのです(苦笑)。
ドンナー氏についても全く知らなくて…かなり有名な方なんですよね。
私もまだまだ学ぶべき事柄がたくさんあるんだなあと実感しました。
こちらの噴水はきっとウィーン・ミュージアム・カールスプラッツのところにあるものです。
気ままに歩いていたら、いつの間にかリンク沿いから外れていました(苦笑)。
若者が多いなあと思ったので、ここも若者達の憩いの場なんでしょうね。
噴水前で少し休憩してから再び歩きます。
もうそんなに時間が残されていないなあと感じていたので、
ただただ悔いの残らぬよう見たい建物や像を全て見なくては!と焦りがあったかも。
…だから、ここが誰の像であるのか分からないんでしょう(苦笑)。
ウィーン旧市街にも「マクドナルド」がある!-という驚きゆえに撮影してしまいました。
マクドナルドは世界中どこにでもありますよね。
でも、ウィーンの古い街並みとマッチしていることが凄いなあと思います、本当に。
モーツァルト像前にももう一度来てみました。
前回と違って今回は晴れていたため、花の雰囲気も前日とは少し違っているように感じられました。
ウィーンの国会議事堂に到着しました。
とても豪華かつ威厳のある建物だなあと恐れ多い気持ちになってしまうほどの貫禄がありました。
壮麗な建物でした。ここで働ける人(事務でも何でも)が羨ましくなります。
パリのL'Assemble Nationale(日本で言う「衆議院」の議論の場)を思い起こしますね。
「ブルク劇場」にも行ってみました。
フランツ・ヨーゼフも訪れたことのある場所、と思うと、感慨深いものがありました。
(ハプスブルク家が大好きな私だからこその感情でしょう。)
こちらの建物も「白」なんですよね。…やはり、ウィーン旧市街は白の街なんでしょうね。
ブルク劇場の向かい側には「市庁舎」がありました。
この日は市場のようなものが市庁舎前では行われていたようで、にぎやかでした。
今日はこれで。
2011-06-11 15:14
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コメント(2)
今度は一緒に歩こうね。
楽しく平和に、何のトラブルにも巻き込まれないで。
by Roseblanche (2011-06-27 00:13)
mikosukeさん、nice!をありがとうございます。
Roseさん、ぜひぜひ!
今度は心から開放されている状態で散策できたらいいよね。
ウィーンはほんまに素敵なところ!
by marine (2011-06-27 00:18)