波乱万丈の旅＜ウィーン編＞その12

皆様、お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか？
私自身帰国してからもう1年が経ち、感慨深い思いです。

さて、あまりにも写真が多くて整理整頓したくないという気持ちから逃げ続けていたため、
旅行記（と留学日記）をほったらかしにしておりました。今日から復活させます！
週に1回程度の更新となりますが、宜しくお願いいたします。


今日から2010年4月16日のことを書いていきます。
このウィーン旅行を波乱万丈にさせた原因となった出来事と向かい合います…。

4月15日の晩、航空会社（Air France）からのメールによって、
アイルランドの火山噴火の影響で私が乗るはずだったフライトがキャンセルに決まったことを
知りました。それまで火山噴火のニュースを（旅行中だったのもあり）全く知らず、
数日後に行われる大学のテスト（留学生用のクラスでのテスト）がどうなるか不安になっていました。




とりあえず、空港へ…と思った私は、
あまりにも心配しすぎて寝られなかったのもあって、朝早くから出かけました。
朝ネットをしたときにパリのシャルル・ド・ゴール空港は無理だけれど、
リヨン空港なら大丈夫かも？ということに気づいたのもあります。
ウィーン国際空港は電車で1回乗り換えるだけで着ける、アクセスしやすい場所にあります。



朝の4時半ごろに泊まっていたペンションを出発したのですが、
電車の中には既にもう人が乗っていました。…さすが空港、と思ったりも。



その電車の中で発見した企画展の案内。
「パリに帰らなかったら行こう」と考えていたりもしました。

空港内のAir Franceチケットカウンターは5時半から営業開始したにも関わらず、
5時45分に私が空港に着いたときにはもう長い長い人の行列が。
受付の様子を遠目から観ていると、そもそもキャンセルになった理由を尋ねる人が何人もいて、
スタッフが1人1人に詳しく説明していました。
空港に着いてから今回の事態を知った人がたくさんいそうだなといった]印象を受けましたね。
それもあって、なかなか前に進めませんでした。
私がようやく受付にたどり着けたのは8時すぎ。2時間15分並んでいたことになります。
当日分の航空チケットは全て満席だったので、
明日の早朝に飛ぶリヨン空港行きのフライトにしてもらいました。
今晩は空港で一夜だなあ…と決意してから、一旦ペンションに戻りました。



10時頃にペンションのチェックアウトを済ませ、荷物をペンションに預けると、市内をぶらぶら。
ペンションのすぐそばには旧陸軍省、今で言う「官庁」が見えます。



「官庁」の目印はやはりラデッキー将軍。この日も優雅に馬に乗っていました。



官庁はリンク（環状道路）沿いにあるので、リンクをまっすぐ歩いていくことにします。
この建物は応用アカデミーかしらん？



リンクの特徴は緑豊かな道路、ということでしょうか。
歩きやすく緑の色合いを心地よく感じる道路でしたので、のんびりと気持ちよく歩けました。
素敵な散歩コースだと思います。



こちらは「オーストリア応用美術博物館」でしょうかね？
事前にこの博物館の写真を見ていなかったので、よく分かりませんが、
私の散歩コースから考えると、この建物が博物館ではないかと思ったのです。



ウィーン旧市街は街中メトロ（路面電車）が通っています。
こういう風景を観ると、ヨーロッパにいるんだなあと実感が沸々と。
ま、日本でも路面電車を見かけることはありますが、
こういった歴史があって趣もある電車を見られるのはヨーロッパだからこそ。
（要は、私好みの路面電車だったということです。）



さて、これから市立公園へ。
市立公園でのあれこれは次回書いていきますね。お楽しみに！

コメント 4

やっと再開…待ちくたびれてたから、嬉しいわ～♪
毎回、楽しみにしてるね。
ウィーン、きっとまた行きましょうね(*^o^*)
by Roseblanche (2011-06-05 19:26) 

中断してから既に1年近くですもんね～お待たせしました。
毎週更新できるよう頑張りますとも。
ウィーンには是非是非。やはりウィーンは好きだわあ。
by marine (2011-06-05 20:21) 

アイルランドの火山噴火で、大変な思いをされたことは、
お母様のブログで拝見しました。
馴れない土地でも落ちついて行動され、さすがだなと感心することでした。
また普通の旅行では経験できないことも体験されたことは
ある意味、より思い出深いウィーンでの出来事になりましたね。
路面電車も、ヨーロッパという感じの素敵な電車ですね。

by アールグレイ (2011-06-08 07:49) 

mikosukeさん、nice!をありがとうございます。

アールグレイさん、来て下さってありがとうございます。
火山噴火に伴うトラブル以降私は旅行のときに色々な出来事に遭うことが増えましたが、
そのときにウィーン旅行のことを思い出して頑張るようにしています。
本当に貴重な経験ができたなと今から振り返ると思いますね。
路面電車もフランスのものとは違い昔ながらの良さを感じさせて素敵ですよね。
by marine (2011-06-08 15:36)